こんにちは、そろり庵のこばやしです。 先日、奈良国立博物館で開催されている 「糸のみほとけ」展に行ってきました。 仏像というと、彫刻や絵画をイメージしますが、 この企画展は、織物や刺繍で表現された仏の特集です。 メインは、当麻寺の綴れ織 当麻曼荼羅。 中将姫が一夜で織り上げたという伝説の、アレです。 こちらの修理が完成したお披露目ということで、 初日には当麻寺の関係者も多く参列していました。 その他、中宮寺の天寿国繍帳など、国宝3点が勢揃い! 糸の色も、とても鮮やかに残っていました。 展示品は、 中国の影響を感じられる初期のものから、 技術的に飛躍した鎌倉、室町時代、 そして刺繍の技を極めた近世のものなど… これだけの数の繍仏が集まることは、 はじめてだそうです! かなり間近で、一針一針
刺繍の手技を観ることができますが、 マイクロスコープを持っていってもいいかもしれません。 会期中には、講演会も行われるとのことで、 あと2回くらいは足を運ぼうと思っています。
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店主・こばやしそろりそろりと、着物を直しています。日々のあれやこれやを、綴ります。 月別
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