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そろり庵四方山話​​

しみ抜き講座 レポート①

11/12/2018

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こんにちは、そろり庵のこばやしです。
先日、「着物仕立ひらやま」 にてしみ抜き講座を開催しました!

着物仕立ひらやま → https://www.hirayama-sitateya.com/
FBページ → https://www.facebook.com/sitateyaR/

平山さんは、この道30年以上のベテラン和裁士。
神奈川の元住吉で工房をかまえています。

1級の技能士が競うグランプリに一緒に出場したこともあり(部門は違うけれど)、
職人として、とっても心強い先輩です。
■このしみ抜き、OK? or NG?
今回の講座は、「しみを付けてしまったとき、やってはいけない失敗例」がテーマでした。
平山さんの元に持ち込まれる着物のなかで、仕立ての相談の次に多いのがしみ抜き。

何もせずにそのまま持ってきて頂いてたら、被害が少なかったのに。。。
というケースも多々あるようです。

慌てておしぼりやタオルで擦ったりたたいてみたり、
水をつけてちょんちょんとしてみたり。

知らずにやることで、逆に生地を傷めてしまったり、さらには修復不可能になることも。

今回は、実際の失敗例や事故事例をたくさん見てさわってもらい、
なぜやってはいけないのか?を理解してもらえたら、と臨みました。
■やってしまいがちな失敗例
​講座は午前と午後に分け、前半はやってしまいがちな失敗例を紹介。

着物にしみをつけ、おしぼりでこすったときに出来たスレや、
水でトントンしみ抜きをして広がってしまった輪ジミを見てもらいました。
画像
衿にしみが付いて、慌てておしぼりで擦っています。
画像
擦ってしまったので、生地がスレて白く見えています。
​また、アイロンプレスで熱を加えて取れなくなってしまったシミや、
漂白剤をまちがえて使ってしまいボロボロになった生地なども触ってもらいました。
画像
血液のシミにアイロンで熱を加えると、固まってとれません。
画像
塩素系漂白剤を使ってしまい、ボロボロになった絹の胴裏。
​絹の性質、染織の種類、着物の形状、繊維と洗剤の相性など、
一概にしみ抜きといっても、先に考えておかないと事故につながるケースは多々あります。

その点も、実演をまじえて解説していきました。
しみ抜き講座 レポート②へ
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