そろり庵 きものなおし
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そろり庵四方山話​​

着物だんすの診断&メンテナンス

7/3/2019

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【9/30 モニター募集は終了しました 】

期間限定 モニターさん大募集!

こんにちは、そろり庵のこばやしです。

秋から、着物だんすの診断&メンテナンス のサービスを
検討しています。

このサービスでは、
店主こばやしがお客様のご自宅にお伺いし、
着物はもちろん、保管場所の状態からチェックを行います。
カビや臭いが気になる場合はクリーニングをし、
着物はたとう紙を取替え、
気持ちよく着物を保管できるように致します。

そこで!
7,8,9月限定でモニターになってくださる方を
募集します。

お申し込み、お問い合わせ↓

●お電話 03‐6869‐5548
●メール [email protected]
●メッセンジャーでも承っております。

開かずのタンスになってしまっている方、この機会に
ぜひご利用ください。
■サービス内容
​・着物の保管場所(桐ダンス、衣装ケースなど)の診断
・カビ対策
・タンスの簡易クリーニング
・着物の診断、仕分け
■特典
​・たとう紙の交換
・デジタル湿度計 プレゼント
・お手入れマニュアル
■日時
​①関東地区
7/24 ~ 7/31
8/26 ~ 8/31
9/21 ~ 9/27

②関西地区
7/18 ~ 7/22
8/1 ~ 8/24
9/10 ~ 9/20

*午前(10:00~13:00)、午後(14:00~17:00)
どちらかお選びください。
■料金
​モニター価格 25,000(税込み)/3時間
(交通費は別途)
■対象地域
①関東・・・
JR新宿駅から公共機関で片道1時間半のエリアまで

②関西・・・
JR大坂駅から公共機関で片道1時間半のエリアまで

*車の利用は検討しておりません。何卒ご了承ください。
■備考
・診断、メンテナンス時間は3時間前後を想定しております。
(桐ダンス一棹、着物と帯合わせて20枚ほど)
・事前に保管場所の間取り、着物の点数をお伺いします。
・クリーニング中は換気のため、エアコンや扇風機を使用
させていただきます。
​・メンテナンス中は、お客様にも立ち会っていただくと、
着物のお手入れについてより理解が深まると思います。
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付け下げから羽織へのお直し

2/27/2019

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​こんにちは、そろり庵のこばやしです。

三寒四温ですね。
春のおとずれが待ち遠しい今日この頃です。
■付け下げから羽織に仕立替え
​今回ご紹介するのは、桜の柄の付け下げ。

お客様のお話をうかがうと・・・

●地の色は好きだけれど、桜が目立ちすぎて気になる

●桜の柄しか入っていないので、着る時期が限られてしまう

●付け下げとしてではなく、長羽織としてお召しになりたい

…とのモヤモヤがあったようです。
そこで考えたミッションは3つ。
​​●桜と地色のコントラストを抑えて、桜を目立たなくさせる
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ビフォアアフター。
マスキングシートを生地の上に貼り、桜の部分だけ切り抜きます。
黄色と青を混ぜた薄いグレーを上からかけ、
桜のところだけ色がかかるようにします。
●柄をたして、春以外も着れるようにする
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ビフォアアフター。
一部分桜をつぶし、撫子にかえました。
菊に描きかえた部分もあります。
●地色のボカシを活かした長羽織にする
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ビフォアアフター。
1枚目は、付け下げから解いた状態で柄を仮置きしたところ。
まだ色をかけたり、柄を足したりしていません。
2枚目は、洗い張りをしたあとに柄と色を修正したもの。
上前の一番華やかなところを
羽織の後ろ身ごろにもっていけるか、
和裁士さんと相談している段階の画像です。
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和裁士さんと強力タッグを組み、
長羽織へと生まれかわりました!

裏地と羽織ヒモのチョイスもおまかせいただき、
とても楽しくお手入れさせていただきました。
M様ありがとうございました。
若いころに、親御さんに作ってもらった着物…
捨てられないけど色柄が派手で着られない。

そんなお悩みも、解決できる方法があります。

私も技術を研いて、色々ご提案できるようにして
いきますので、一緒に解決できたら良いですね!

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付け下げの修復

10/22/2018

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こんにちは、そろり庵のこばやしです。
結婚式や七五三、成人式の前撮り写真など。。。
着物の出番が増える季節ですね。
最近は夏着物のお手入れもご相談いただいております。
今年は特に暑かったですしね。
汗抜きなどで困っている方、いつでもご相談ください。
■付け下げの修復
今回は、付け下げのお直しです。
お母さまの着物を、しみ抜きと洗い張りをして娘さまがお召しになります。

全体を確認したところ、黄変のシミが多くみられたのと色が広範囲にヤケていたため、全部解いて洗い張りを前提とした作業をご提案させていただきました。
■洗い張りの前に。。。
解いて反物状にした着物を洗う前に、まず全体のしみ抜き。
時間がたって変色したシミは、薬品で少しずつ漂白していきます。
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漂白すると、多少なりとも生地の元の色も抜けます。
抜いたままだとしみ抜きとは言えませんので、あとで抜けた色味だけ足していきます。
■洗い張りの後に。。。
全体のシミの漂白ができたら、洗い張り。
反物を水につけて、手早く洗って行きます。
縫い目や折れ跡など、汚れが目立つところは乾いたあとに有機溶剤で洗います。
水と有機溶剤、ダブルで使うことで、かなり綺麗になります!!
また、折れ跡の汚れが目立たないというのは、仕立て屋さんにとっても仕事がしやすいそうです。
前の筋や汚れが付いたままだと、そこをどうやって目立たなく隠して縫うか考えなくてはいけません。
ましてや裄、袖丈、身幅などを出して縫い直す場合は、前の筋がどうしても出てしまいます。
せっかく洗い張りまでしたのに、前の寸法の折れ目や汚れが目立ってしまっては残念だと思うのです。
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こちらは袖の丸みの部分。
出来るかぎり、折れ目の筋をきれいにしました。
■ヤケ直しと色の補正、お仕立てへ
ヤケている部分に広範囲で色をかけて直したり、
漂白した部分に色を挿して修正をしたり。。。
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ピンクではなく薄い紫を挿して、黄色味を抑えます。
その後、仕立てへと進みます。
仕上がりをご確認いただき、お喜びいただけたようで一安心です!
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S様、ありがとうございました。
​わたしも、母の着物を大事にして長くつき合っていきたいと思いました。
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浴衣を洗う その③

9/4/2018

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浴衣を洗う その①はこちら
浴衣を洗う その②はこちら

■糊付け、脱水
​​十分すすぎができたら、いったん水を抜きます。
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浴衣を一度取り出し、きれいな水を浴衣がぎりぎりかぶるくらいまで溜めます。

カネヨノ―ル(化学糊)をいれ、よく溶かします。
量はお好みで。
パリッとした仕上がりが好きな人は、おちょこ4~5杯くらいでしょうか。
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浴衣を再び桶に浸け、しっかり押して全体に水を通します。
洗濯ネットにたたんだまま入れ、1分ほど軽く脱水。
水がぽたぽた垂れていなければ大丈夫です。

むしろ、水の重みを利用して干すときれいに仕上がります。
■干し
きれいに早く乾かすのは、物干し竿やポールに袖を通して干すやり方です。
袖底と裾を下に引っ張り、形を整えて干します。
このひと手間で、仕上がりの形がきれいになります!
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着物ハンガーや、洋服用のハンガーを使ってもだいじょうぶ。
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​その場合、できるだけ肩山、袖山をハンガーに合わせます。
裾を下に引っ張り、余計なシワをできるだけ伸ばしてください。

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​色落ちの心配がない浴衣は、袖だたみにしてポールに干すやり方でもかまいません。
重なった状態で干すので、乾くのに多少時間がかかりますが
​スペース節約にはなります。
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​乾いたら、折り目にそってピシッとたたみます。
■ポイント
​・浴衣は脱水まで、最初にたたんだ状態をキープしてください。
・紺地など色落ちが心配な浴衣は、テストをしてから洗いましょう。
・食べこぼしなどのシミがある場合は、しみ抜きをしてから洗いましょう。
・洗剤は少量で!すすぎ時間の短縮になります。
・洗剤はしっかり水に溶かしてから、浴衣を浸けましょう。
・汚れがひどいものは浸け置きしても良いですが、色落ちがないか必ず確認してください。
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浴衣を洗う その②

9/4/2018

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浴衣を洗う その①はこちら
浴衣を洗う その③はこちら

■浴衣をたたむ
​通常の着物と同じ、袖だたみでたたみます。
袖だけ2枚重ねて、内側にたたんでズレを防ぎます。
身ごろは2つ折り。
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​肩山と袖山、裾が重なればオッケー。
この形を最後までキープして洗います。

そうすることで、浴衣を広げず余計な部分に折りジワが付かないようにします。
■水に浸けて押し洗い
​洗い桶に水を溜めます。
浴衣が十分に水に浸かるくらい。
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​この洗い桶は師匠から教えてもらい、アマゾンで購入しました。
底に排水弁が付いており、また折りたたんで収納できるのでとっても便利!!
ペットや赤ちゃんの沐浴に重宝している人も多いそうです。
​アタックNeo と、ワイドハイターEXパワー を入れます。
どちらもスプーン1杯くらい。
どちらも濃縮タイプなので、少量でだいじょうぶ!
洗濯機と同じ量を入れてしまうと、すすぎに時間がかかるので要注意。
​浴衣の身ごろ側を折り、桶に浸けます。
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​

​手で押し洗いを5分くらい。
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​たたんだ内側まで水が浸かるように、しっかり押します。
浴衣が広がってこないように、形をキープしてください。

写真では水が濁っていますが、これはもともと付いていた糊が溶けたものです。
■すすぎ
​排水弁から水を抜き、きれいな水ですすぎます。
目安は泡立ちが少なくなり、水が濁らなくなってくるまで。
わたしは注水しながら、足で押し洗いを5分ほど続けました。
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​浴衣を持ち上げるときは、必ず袖山・肩山・裾の重なっている部分をもつように。
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浴衣を洗う③へと続く
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    そろりそろりと、着物を直しています。日々のあれやこれやを、綴ります。

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